中にいると見えない。
日本で指導者をしていた頃、私は勝ち方を知りませんでした。1対1、ボール扱い、チャレンジ&カバー。局面を良くする指導はしていても、それが試合の勝利にどうつながるのかが、分かっていなかったのです。
それが見えるようになったのは、スペイン・バルセロナに渡ってからです。ユースのトップリーグでFCバルセロナなどのアカデミーと戦う中で、スペインの指導者がサッカーを「構造」で捉えていることを知りました。指導の考え方、戦術、フィジカル、シーズンの計画。ひとつひとつの知識が、試合に勝つための一つの構造の中でつながっていました。
2026年、スペインは世界一になりました。この国から強い指導者が生まれ続けるのは、才能や情熱の差ではなく、「指導者を育てる仕組み」そのものが違うからです。日本にも、情熱を持った指導者はたくさんいます。足りないのは情熱ではなく、その構造を学べる場所です。
本来なら、スペインに渡って現地で学ぶのが一番です。でも、長期の渡航には時間も費用も大きな壁があります。だから私は、スペインで12年、そしてJリーグの現場で見てきた「勝ち方の構造」を、日本の現場で再現できる形にまとめました。
中にいると見えない構造は、外に出ると見える。この講座は、その「外からの視点」で、試合の勝ち方を学ぶ場所です。